地上の広場から歩道へ出たはずが、隣のビルの22階につながっている。そんな重慶の立体的な街並みを、渝中区の中心部で見て歩く散策コースです。解放碑の近くから魁星楼の空中歩道へ向かい、戴家巷の路地と崖沿いの歩道を下って、洪崖洞の下にある川沿いで終えます。
午後の散策コースを決める
基本コースは2時間半〜3時間半を見込むと、写真撮影やお茶の休憩を挟みながら無理なく歩けます。明るいうちに出発して魁星楼の歩道から下の道路を見下ろし、夕暮れに合わせて洪崖洞へ着く流れが歩きやすくておすすめです。
| 立ち寄る場所 | 地図検索用の中国語名 | 歩き方 |
|---|---|---|
| 解放碑 | 解放碑 | 臨江門方面へ平らな道を歩く |
| 魁星楼 | 魁星楼 | 広場から空中歩道へ進み、足下の道路を眺めて戻る |
| 戴家巷 | 戴家巷 | 上側の路地を通り、崖沿いの階段を下る |
| 洪崖洞 | 洪崖洞 | 下側の嘉浜路に出て建物の全景を見る |
1日全体の観光スケジュールを組むなら、重慶の1日モデルコースも参考にしてください。
魁星楼:上側の道路から広場へ

解放碑から臨江門方面へ歩き、重慶医科大学附属第二医院の外来棟(重医附二院渝中院区门诊大楼)を目指します。地下鉄で行くなら2号線の臨江門駅で降り、2番出口から出ます。出口から広場までは歩いて約300メートルです。
「魁星楼」と書かれた門を見つけたら、右側の屋外階段を上ると広場に出ます。見学用の通路は病院の脇にあり、患者用の診察棟に入る必要はありません。
広場から高盛創富中心につながる空中歩道へ進みます。地上を歩いてきた感覚のまま渡ると、実は隣のビルの22階に入っていることに気づきます。手すり越しに下をのぞくと、車が走る道路がはるか下に見えます。
歩道の手すりと下の道路を1枚の写真に収めると、重慶ならではの高さの差がよく伝わります。
戴家巷:路地を歩いてから崖沿いを下る

魁星楼から元の道を戻って上側の道路へ出ます。臨江路を国泰芸術中心方面へ進み、川側の戴家巷老街に入ります。
小さなカフェや木陰の路地があり、ひと休みするのにぴったりです。戴家巷の崖沿い歩道「戴家巷崖壁步道」は長さ約750メートル。約60メートルの高低差を、木製の歩道と階段で下っていきます。
嘉浜路へ向かって階段を下りていきます。途中の展望スペースからは、折れ曲がる歩道、緑の木々、嘉陵江の広い川面を一緒に見渡せます。一番下の出口を出ると、川沿いの平らな歩道に着きます。
洪崖洞:川沿いで夜景を楽しむ
川沿いの嘉浜路の歩道をそのまま進むと、洪崖洞の1階に着きます。崖に沿って伝統的な木造建築が積み重なる姿は、川沿いの下から見上げると全体がよく分かります。夕暮れになると建物全体に温かい黄色い明かりがともります。
上側の入口は滄白路に面した11階にあります。千厮門大橋の歩道入口もこの上側の道路にあるため、橋へ行きたいときは洪崖洞の中にある共用エレベーターか階段で11階へ上がります。
この街歩きコースは川沿いの1階でゴールです。タクシーを呼ぶなら乗車地点を「嘉滨路」に指定し、下側の入口前で待ちます。歩いて解放碑へ戻るなら、館内のエレベーターで11階へ上がって上側の道路へ出ます。より詳しい道順は洪崖洞のガイドを参考にしてください。
階段を減らす短いコース
崖沿いの長い屋外階段を避けたい場合は、魁星楼の空中歩道を渡って高盛創富中心のビルに入り、エレベーターで22階から1階へ下ります。ビルの下の出口から川沿いの道を約500メートル歩くだけで、階段を使わずに洪崖洞へ着きます。
戴家巷のカフェには立ち寄りたいけれど階段は下りたくない場合は、上側の路地を散策したあとに臨江路へ戻り、平らな道路のまま滄白路へ進んで洪崖洞の11階入口から入るルートが楽です。
白象居は別の日の午前に
白象居は、急な斜面に建てられた集合住宅です。高さが違う3本の道路に直結しており、15階は解放東路、10階は白象街、1階は川沿いの長浜路につながっています。
解放東路から入ると15階の屋外廊下に出られ、すぐ近くを通り抜けるロープウェイを間近に眺められます。10階の出口を見るには階段を5階分下りる必要があります。ここには旅行者が使えるエレベーターがありません。15階の景色だけを見るなら同じ入口から戻るのが一番楽です。10階まで下りてから上の道路へ戻る場合は、階段を5階分上り直すことになります。
白象居は午後の基本コースに無理に詰め込まず、別の日の午前に訪れると体力を温存できます。ロープウェイに乗ってみたいときは、長江ロープウェイのガイドを確認してください。
李子壩は午後の散策前に

李子壩では、地下鉄2号線の電車がマンションの8階部分を通り抜けます。午前のうちに道路向かいの展望広場へ行き、見学後に2号線の較場口方面行きに乗って臨江門駅へ移動すれば、午後からの散策コースへスムーズにつなげられます。
李子壩は解放碑から歩ける距離ではないため、地下鉄で移動します。詳しい見学位置は李子壩のガイド、支払いや切符の買い方は交通と支払いのガイドで確認できます。
街歩きの実用メモ
- 入場料は不要:このコースにある公共広場、路地、展望スペースはすべて無料で通れます。
- 道路名で現在地を確認:高低差がある場所では、地図アプリで道路の名前を確かめながら歩きます。階段の途中で道が分からなくなったときは、「请问去嘉滨路怎么下去?」と画面を見せると、川沿いの嘉浜路へ下りる道を教えてもらえます。
- 手荷物と天候:崖沿いの階段を歩く前に、大きな荷物やスーツケースはホテルに預けておきます。戴家巷の屋外階段は雨が降ると滑りやすくなるため、足下に注意してください。日差しを遮る場所が少ない展望スペースでは、夏場の午後は日差し対策をして歩きましょう。
参考資料と更新情報
- 魁星楼の上側入口、空中歩道、エレベーター経路(2026年6月確認)最終更新 2026年10月6日
- 重慶市:戴家巷の崖沿い歩道と川沿い道路の入口最終更新 2026年10月6日
- 重慶市城市管理局:戴家巷の上下の道路への接続最終更新 2026年10月6日
- 携程:戴家巷老街と崖沿い歩道最終更新 2026年10月6日
- 洪崖洞運営者:建物の階層と階段最終更新 2026年10月6日
- 重慶市:洪崖洞の上側と下側の道路入口最終更新 2026年10月6日
- 白象居:道路の高さと住宅の階段最終更新 2026年10月6日
- 白象居の入口とロープウェイ撮影位置(2026年確認)最終更新 2026年10月6日
- 重慶市:李子壩駅の改修最終更新 2026年10月6日
このガイドは役に立ちましたか?
理由(任意)



