重慶火鍋は「店選び」「スープ選び」「具材選び」の順に進めると迷いません。辛いスープと辛くないスープを組み合わせる二色鍋を選べば、辛いものが得意でない人でも好みの味で食事を楽しめます。

重慶火鍋重庆火锅
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予定に合わせて店を選ぶ

市中心部で手軽に食べるか、買い物の後に寄るか、山の斜面の広大な景色を眺めながら過ごすかで店を選びましょう。

店名 こんな予定におすすめ 店舗の特徴
珮姐・較場口店 · 珮姐重庆火锅较场口直营店 2人や少人数で中心街の火鍋を初めて味わうとき 公式店舗一覧で市内の店舗位置を確認できます。
周師兄・解放碑総本店 · 周师兄大刀腰片火锅〔解放碑·全国总店〕 解放碑エリアの有名店で食べたいとき 地図の店舗情報で場所を直接確認できます。
劉一手・洪崖洞江景店 · 重庆刘一手火锅〔洪崖洞江景店〕 洪崖洞観光の後に川の夜景を眺めながら夕食をとるとき スープのメニューにあるように、トマトやきのこスープとの二色鍋を選べます。窓際の席を希望する場合は入店時に伝えましょう。
朱光玉・時代天街店 · 朱光玉火锅馆〔时代天街店〕 時代天街でのショッピングの後に立ち寄るとき 公式店舗ページで店舗の場所を確認できます。
枇杷園・南山総店 · 枇杷园食为鲜火锅〔南山总店〕 グループで南山の斜面に広がる巨大な店舗へ行くとき 屋根付きの席や階段の少ない席、帰りのタクシー乗り場を入店時に確認しておくとスムーズです。

詳しい住所や営業情報はおすすめ火鍋レストランのガイドにまとめています。

具材の前にスープを決める

重慶の伝統的な赤いスープは、牛脂、乾燥唐辛子、花椒が味のベースです。唐辛子の辛さに花椒のしびれと香りが重なり、この風味を「麻辣」と呼びます。

辛さを控えめに楽しみたいときは、仕切りのある二色鍋の 鸳鸯锅 を選びましょう。片側が赤い麻辣スープ、もう片側がきのこ、トマト、豚骨などの辛くない白湯スープになります。肉や内臓は赤いスープ、葉野菜は辛くないスープで煮るなど、具材ごとに分けて味わえます。赤いスープは 微辣 と指定すると辛さを一番低く抑えられます。辛いものを一切食べない場合は、鍋全体が辛くないきのこスープ(菌汤锅)などを注文してください。

きのこスープや澄んだスープでも、鶏や豚のだしが使われていることがあります。赤いスープには牛脂が使われます。動物性のだしや油を避けたい場合は、入店時に店員へ確認しましょう。詳しい伝え方は食物アレルギーと飲食店での伝え方を参考にしてください。

注文時に画面を見せて伝える中国語

スマートフォンの画面で次の言葉を見せると、店員に希望がスムーズに伝わります。

  • 鸳鸯锅:辛いスープと辛くないスープの二色鍋
  • 微辣:辛さ控えめ
  • 不辣:辛くしない
  • 清汤 / 菌汤:透明なだしのスープ/きのこのスープ
  • 不要辣椒:唐辛子を入れないでください
  • 不要花椒:花椒を入れないでください
  • 不要香菜:パクチーを入れないでください
  • 有不辣的锅底吗?:辛くないスープの鍋はありますか?

最初は具材を少なめに注文する

具材は2人なら肉を2〜3皿、野菜を2皿ほど頼み、食べながら追加していくのがおすすめです。

  • 牛肉:薄切り牛肉。さっと火が通り、スープの味がしっかり染み込みます。
  • 蘑菇:きのこ類。エリンギやえのきは、辛くないきのこスープにもよく合います。
  • 藕片:薄切りれんこん。長めに煮てもシャキシャキした歯ごたえが残ります。
  • 豆腐:スープのうま味を吸い込む豆腐。
  • 土豆:薄切りじゃがいも。数分煮るとホクホクとした食感になります。
  • 葉野菜:チンゲンサイやレタスなど。辛い油を吸いやすいため、辛くないスープで煮ると食べやすくなります。

重慶ならではの人気具材を試すなら、次の2品が定番です。

  • 虾滑:えびのすり身。スプーンで一口大にして沸騰したスープへ落とすと、プリプリの団子になります。
  • 毛肚:牛のセンマイ。重慶火鍋の代表的な具材です。箸でつかんだまま沸騰した赤いスープの中で7〜8回上下させ、約10秒で引き上げて食べるのが地元の楽しみ方です。

内臓系が苦手な場合は無理に頼む必要はありません。牛肉、えびのすり身、豆腐、きのこ、野菜の組み合わせだけでも十分に楽しめます。麺類や軽い食事を楽しみたい日は、麺と屋台料理のガイドや地元の食事を楽しむ1日も参考にしてください。

二色鍋を囲んで、生肉、牛の胃、野菜、たれの小鉢が並ぶ食卓。
撮影 Yihan Wang

たれの作り方とおいしい食べ方

スープが沸くのを待つ間に、調味料コーナーでたれを作ります。重慶の定番は、小椀に注いだごま油に刻みにんにくを加える組み合わせです。好みで刻みねぎ、パクチー、オイスターソースを足します。ごま油のたれは熱々の具材を適温に冷まし、辛さによる刺激をやわらげてくれます。

スープがしっかり沸騰してから具材を少しずつ入れます。一度にたくさん入れるとスープの温度が下がり、具材も見失いやすくなります。生の具材を入れる箸と、口へ運ぶ箸は分けて使いましょう。

牛脂を使った濃厚な赤いスープは具材を煮るためのもので、スープとして飲むものではありません。辛さをリセットしたいときは、黒糖シロップがかかった冷たいゼリーの 冰粉、冷たいハーブ茶(王老吉など)、豆乳を一緒に飲むと口の中がすっきりします。

食事の時間と会計の確認

火鍋の食事時間は60〜90分ほど見ておくと落ち着いて楽しめます。解放碑周辺で夕食をとった後は、そのまま川沿いの夜景散策へ出かけるのも便利です。

会計時にはレシートで次の項目を確認しましょう。

  • 鍋底代(スープ代):鍋1台または二色鍋ごとの料金
  • 具材代:肉や野菜の皿ごとの料金
  • 調味料・食器代(小料・餐具費):利用人数分の料金

支払いは各店でAlipayやWeChat Payが利用できます。設定方法は重慶での支払いガイドで確認してください。

参考資料と更新情報