栄昌(Rongchang)は重慶中心部の西にあり、高速鉄道を使えば手軽に訪れることができます。安陶小鎮での陶芸づくり、夏布小鎮での伝統織物見学、万霊古鎮での川沿い散策など、魅力的な工芸と古い町並みが揃っています。見どころが離れているため、やりたい体験を決めてから効率よく移動を計画しましょう。

マップ · 観光スポット

半日、1日、1泊2日から選ぶ

やりたいこと 回り方 現地で使う時間
器を作る 予約した陶芸体験と安陶小鎮の散策 半日(往復の移動時間は別)
陶芸と織物を見比べる 安陶小鎮と中国夏布博物館 1日(町同士の移動に車を利用)
工芸、古い町並み、食事を楽しむ 安陶小鎮、夏布小鎮、万霊古鎮を回り、栄昌に宿泊 1泊2日

陶芸工房に希望日と作りたいものを伝え、体験の開始時刻を先に決めておくと、列車や車の予約がスムーズです。雨の日でも工房や博物館などの室内を中心に楽しめます。

歴史ある石刻彫刻をじっくり見学したい方は、大足石刻ガイドも参考にしてください。

安陶小鎮で器を作る

安陶小鎮(安陶小镇)は栄昌の安富地区にあります。地元の良質な赤土を使った焼き物づくりが何百年も受け継がれてきた場所です。陶宝古街の石畳を歩きながら、職人の工房や栄昌陶博物館(荣昌陶博物馆)を見学できます。

陶芸体験では、手で粘土を形作る「手びねり」か、回転する機械を使う「電動ろくろ」を選べます。初めてなら、小さめの湯呑みやお皿などシンプルな形が作りやすいです。

自分で作った作品は、乾燥させて窯で焼き上げるまでに日数がかかります。その日すぐには持ち帰れません。仕上がりまでの日数や、完成後の受け取り・自宅への発送に対応しているかを工房で確かめておきましょう。

旅行の記念にすぐ持ち帰りたい場合は、店頭に並ぶ完成品を購入するのが手軽です。スーツケースに入れる際は、気泡緩衝材などで厚めに包んでもらいましょう。

夏布小鎮で織物を見る

夏布小鎮(夏布小镇)を訪れたら、まず中国夏布博物館(中国夏布博物馆)へ向かいましょう。「夏布」とは、チョマ(苧麻)という植物の繊維を手作業で糸にし、丁寧に織り上げた伝統的な麻布です。

博物館の展示室では、植物の収穫から繊維の採取、糸紡ぎ、機織りまでの工程がわかりやすく紹介されています。薄手で通気性の良い夏布のスカーフなどは、かさばらないお土産としても人気です。

夏布小鎮には伝統的な扇子づくりを体験できる場所もあります。室内で伝統織物の歴史に触れたいなら夏布小鎮、川沿いの景色や茶館でのんびり過ごしたいなら万霊古鎮を組み合わせると良いでしょう。

1泊して万霊古鎮と地元料理を楽しむ

1泊2日の日程なら、初日に安陶小鎮の陶芸と夏布小鎮を巡り、夜は栄昌の街中で名物料理を堪能できます。2日目の午前中に万霊古鎮を散策してから重慶中心部へ戻るルートがおすすめです。

万霊古鎮(万灵古镇)は、明や清の時代の風情を残す古い町並みで、歴史ある石橋「大栄橋(大荣桥)」や水辺の茶館が見どころです。栄昌中心部から約12km離れているため、タクシーや配車アプリで移動します。

食事では、柔らかく煮込んだガチョウの肉料理「栄昌ハロ(荣昌卤鹅)」や、布のように薄く広げた幅広麺が特徴の「栄昌プーガイメン(荣昌铺盖面)」が名物です。現地での食事の選び方は、ローカル食事ガイドも役立ちます。

宿泊先は、翌日の予定に合わせて選びましょう。夕食の選択肢や交通の便を優先するなら栄昌中心部のホテル、朝の静かな水辺の景色を楽しみたいなら万霊古鎮の宿が便利です。

列車と車で移動する

重慶市内から栄昌へは高速鉄道が便利です。重慶北駅や重慶西駅から栄昌北駅(荣昌北站)まで、約30〜40分で到着します。列車の空席確認や予約は中国鉄路12306で行えます。

栄昌北駅から各見どころへは距離があるため、駅からは車で移動します。安陶小鎮、夏布小鎮、万霊古鎮を効率よく回るなら、現地の配車アプリを利用するか、車をチャーターするのがスムーズです。アプリの使い方は配車アプリガイドで詳しく紹介しています。

配車アプリや地図検索で使える中国語表記は以下のとおりです。

行き先 検索用の中国語表記
安陶小鎮 安陶小镇
陶宝古街 陶宝古街
栄昌陶博物館 荣昌陶博物馆
夏布小鎮 夏布小镇
中国夏布博物館 中国夏布博物馆
万霊古鎮 万灵古镇
栄昌北駅 荣昌北站

工房へ向かう際は、予約時に案内された地図上の位置や入口の情報を保存しておくと、現地で迷わず到着できます。

体験を組むときの実用メモ

子ども連れ: ろくろを使える年齢や椅子の高さ、手びねり体験の有無を事前に工房へ確認しておくと安心です。子ども連れの旅行ガイドも参考にしてください。

グループ: ろくろの台数や同時に指導できるスタッフの人数を確かめておくと、待ち時間を減らして全員で一緒に体験できます。

足元や移動の注意: 万霊古鎮の川沿いには急な石段や凹凸のある石畳があります。歩きやすい靴を選び、大きな荷物はホテルのフロントや駅の預かり所に預けて身軽に散策しましょう。階段を避けるルート選びは、段差を減らす旅行ガイドで紹介しています。

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