重慶と張家界を初めて両方訪れるなら、重慶2泊、武陵源2泊、張家界市街地2泊の6泊7日がおすすめです。重慶の街と夜景を到着日の夜と丸1日、張家界国家森林公園を丸2日、天門山を丸1日使って無理なく巡れます。重慶の街歩きにもう1日かけたいときは、1泊増やして7泊8日に組み替えましょう。
6泊7日の全日程と宿泊地
このモデルコースは重慶空港または駅に到着し、張家界から次の目的地へ向かう片道ルートです。大都市の夜景を楽しんでから雄大な自然へ向かい、山の観光を終えた翌朝に出発します。
張家界での滞在は、ホテルを2つのエリアに分けるのがポイントです。砂岩の石柱群が広がる張家界国家森林公園は武陵源地区、天門洞や崖沿いの遊歩道で知られる天門山は張家界市街地にあります。森林公園を巡る間は武陵源に連泊し、2日目の夕方に市街地へ移ると、毎朝の長距離往復を省けて体力を温存できます。
| 日程 | 観光と移動 | その夜の宿泊地 |
|---|---|---|
| 1日目 | 重慶到着。解放碑周辺で夕食、洪崖洞の夜景 | 重慶(1泊目) |
| 2日目 | 李子壩、鵝嶺公園または二廠、十八梯、夕食に火鍋 | 重慶(2泊目) |
| 3日目 | 高速鉄道で張家界西駅へ移動。武陵源のホテルへ | 武陵源(1泊目) |
| 4日目 | 森林公園観光。袁家界と天子山の展望スポット | 武陵源(2泊目) |
| 5日目 | 森林公園観光。金鞭渓と十里画廊を歩き、夕方に市街地へ移動 | 張家界市街地(1泊目) |
| 6日目 | 天門山を観光し、市街地のホテルへ戻る | 張家界市街地(2泊目) |
| 7日目 | 空港または駅から次の目的地へ出発 | 宿泊なし |
宿泊は合計6泊です。重慶での観光を丸2日取る7泊8日プランは、後半の「6日・8日・9日への組み替え」で紹介します。
1日目:重慶到着、解放碑と洪崖洞の夜景

重慶では地下鉄の乗り換えが便利な解放碑か小什字の周辺に2泊します。初日はホテルにチェックインして荷物を置き、解放碑の時計塔がある歩行者天国を散策しましょう。夕方に着いた場合でも、周辺で夕食を取ってから歩いて洪崖洞へ向かえば、重慶らしい立体的な夜景をすぐに満喫できます。
洪崖洞は、急な崖に沿って伝統的な木造風の建物が何層にも連なる名所です。上側の入口は滄白路に面しています。建物を下から見上げるなら嘉浜路へ下り、ライトアップされた全景を少し離れて眺めるなら千厮門大橋の歩道へ進みましょう。建物内の混雑した売店を歩き回るよりも、外の川沿いや橋の上からの景色に時間を充てるのがおすすめです。
夜遅い便で到着する日は、洪崖洞を2日目の夕食後に回します。
2日目:李子壩、坂の街歩き、夕食の火鍋
午前中は軌道交通2号線で李子壩駅へ向かいます。マンションの中を通り抜けるモノレールに乗った後、駅の外にある展望スペースから走行する車両を見上げます。
見学後はタクシーで坂を上り、川と街を一望できる鵝嶺公園か、古い工場跡をおしゃれなカフェや雑貨店に再生した二廠(TESTBED2)へ向かいましょう。どちらか1か所に絞ると、午後に渝中区の中心部へ戻る時間をゆったり確保できます。
午後は十八梯の階段や伝統的な街並みを散策し、解放碑周辺で夕食にします。重慶名物の火鍋を味わうならこの夜が絶好の機会です。辛さの好みが分かれるなら、辛いスープと辛くないスープを分けた鴛鴦鍋(鸳鸯锅)を選べます。前夜に洪崖洞へ行けなかった場合は、食後に夜景を見に行きましょう。
街歩きの詳しい順番や、三峡博物館・南岸エリアを加える案は重慶3日間のモデルコースで比較できます。
3日目:高速鉄道で張家界へ、武陵源に泊まる
都市間の移動は重慶東駅(重庆东)から張家界西駅(张家界西)へ向かう高速鉄道がメインルートです。直通列車は最速2時間2分、全体計画としては乗車時間を2時間半から3時間ほど見込みます。市内のホテルから駅への移動や乗車改札を含め、この日は半日を都市間移動に使いましょう。
張家界西駅に到着したら、市街地に寄らず直接武陵源へ向かいます。道路の移動は約30〜40分で、駅前からの景区直通バスやタクシー、配車アプリが利用できます。
武陵源のホテルは森林公園の東門(地図表記:吴家峪门票站)に近い町の中で探すと便利です。午後はチェックインを済ませて町で夕食を取り、翌朝からの森林公園観光に備えます。宿の立地を検討する際は武陵源と張家界市街地の宿泊エリアも参考にしてください。
列車の選び方や駅からの詳しい移動手順は重慶から張家界への交通ガイドで確認できます。重慶を発着するほかの鉄道路線を知りたいときは重慶の都市間鉄道ガイドも役立ちます。
4日目:森林公園の袁家界と天子山
森林公園の初日は、山の上から奇岩石柱を見下ろすルートを巡ります。東門から入場し、園内エコバスで百龍エレベーターへ。エレベーターで一気に山上へ上がったら、映画の舞台のような石柱が切り立つ袁家界の遊歩道を歩き、園内バスで天子山へ移動して、天子山ロープウェイで下山します。石柱を間近に見る袁家界と、雄大な広がりを望む天子山を1日にまとめた効率的な行程です。
園内は非常に広く、展望台の間も徒歩とバスで移動します。この日は山の上の2大エリアに集中し、谷底の散策は翌日に回しましょう。張家界国家森林公園の入園チケットは訪問日に合わせて事前に購入できます。
森林公園の基本チケットは連続する4日間有効なので、この日と翌日の両方で同じチケットを使えます。詳しいルート決めには張家界3日間のモデルコースが役立ちます。
5日目:金鞭渓と十里画廊を歩き、市街地へ移る
森林公園の2日目は、谷底から見上げる景色を中心に歩きます。東門から園内バスで水繞四門(水绕四门)へ向かい、せせらぎ沿いの美しい遊歩道「金鞭渓」を歩いて同じ場所へ戻ってきます。前日に上から眺めた石柱を下から見上げる大迫力の景観です。
続いて園内バスで十里画廊へ移動し、両側にそびえるユニークな形の奇峰を眺めながら歩きます。金鞭渓を端から端まで通り抜けず短い往復にとどめることで、十里画廊と夕方のホテル移動に無理のないスケジュールになります。このコースでは十里画廊の観光モノレールを使わず、平坦な遊歩道を歩いて往復します。
2日間の森林公園観光を終えたら、東門から出て夕方に張家界市街地のホテルへ移動します。武陵源から市街地までは車で約40〜50分です。
市街地では、天門山ロープウェイの市街側乗り場周辺に2泊します。翌朝の山への出発も、最終日の空港や駅へのアクセスも非常にスムーズになります。
6日目:天門山の天門洞と崖沿いの遊歩道

天門山にはこの日の大半を使います。山を大きく貫く天門洞と、山頂の崖に沿う遊歩道が中心です。森林公園の石柱群とは地形も眺め方も異なるので、両方を見たい人に向いています。
2026年10月13日から、市街地発の長距離ロープウェイは改修のため全区間で運休し、Cルートでの観光になっています。市街側乗り場から山門まではシャトルバスを使います。山門から快速ロープウェイで天門洞へ上り、上部エスカレーターで山頂へ。遊歩道を歩いた後は、エスカレーターと快速ロープウェイで山門に戻ります。
天門山の入場チケットはこの日の分を用意します。観光後は市街地の同じホテルに戻り、翌朝の出発に備えます。
7日目:張家界から次の目的地へ
最終日はホテルをチェックアウトし、張家界荷花空港または張家界西駅から次の都市へ向かいます。前日に天門山観光を終えているため、飛行機や列車の時間に追われることなく出発できます。
重慶発着の往復航空券を利用している場合は、張家界西駅から重慶へ戻る高速鉄道の移動を追加します。このモデルコースは張家界で終了する設定のため、重慶へ戻る時間と運賃は別に必要です。次の航空便が翌朝になる場合は、重慶でさらにもう1泊追加して旅程を組んでください。
張家界から始める逆回りの6泊7日
張家界空港から入るフライトが便利な場合や、重慶の後に別の都市へ抜ける場合は、逆回りのルートが適しています。天門山を先に観光してから武陵源へ移り、森林公園を巡った後に高速鉄道で重慶へ向かいます。
| 日程 | 観光と移動 | その夜の宿泊地 |
|---|---|---|
| 1日目 | 張家界到着、市街地のホテルへチェックイン | 張家界市街地(1泊目) |
| 2日目 | 天門山を観光 | 張家界市街地(2泊目) |
| 3日目 | 朝に武陵源へ移動。ホテルに荷物を預けて袁家界と天子山へ | 武陵源(1泊目) |
| 4日目 | 金鞭渓と十里画廊を散策 | 武陵源(2泊目) |
| 5日目 | 武陵源から直接張家界西駅へ。高速鉄道で重慶へ移動し、夜に洪崖洞へ | 重慶(1泊目) |
| 6日目 | 李子壩、鵝嶺公園または二廠、十八梯、夕食に火鍋 | 重慶(2泊目) |
| 7日目 | 重慶から次の目的地へ出発 | 宿泊なし |
こちらも張家界市街地2泊、武陵源2泊、重慶2泊の合計6泊です。5日目は張家界市街地へ戻らず、武陵源から直接張家界西駅へ向かいます。どちらの順番でも観光に使える実質日数は同じなので、利用する航空便に合わせて選んでください。
6日・8日・9日への組み替え
5泊6日なら天門山を外すと、重慶の夜景と森林公園の2日間を残せます。1日目は重慶到着、2日目は市内観光、3日目は鉄道で武陵源へ、4・5日目は森林公園、6日目は武陵源から張家界西駅へ向かって出発します。宿泊は重慶2泊、武陵源3泊です。市街地へのホテル移動がなく、石柱群を優先したい人に合います。
7泊8日なら重慶を1泊増やすのがおすすめです。追加した丸1日で龍門浩と下浩里を歩き、南浜路から対岸の夜景を眺めます。博物館に関心がある人は、午前に三峡博物館、午後に南岸を組み合わせられます。宿泊は重慶3泊、武陵源2泊、市街地2泊。重慶の観光が丸2日になり、森林公園と天門山は基本コースのまま回れます。
8泊9日なら、さらに武陵源を1泊増やすと、重慶3泊、武陵源3泊、市街地2泊です。森林公園の谷歩きを2日に分けるか、追加した1日を張家界大峡谷のガラス橋に使えます。ガラス橋は森林公園とは別の観光地なので、追加日を1日割り当てます。
古鎮も見たい場合は、重慶・張家界・芙蓉鎮・鳳凰古城の周遊コースへ。2つの古鎮を加える旅は、そちらで滞在日数と鉄道の順番をまとめて選べます。
6泊7日の旅行費用は1人いくら?
大人2人でツインまたはダブル1室を使うなら、1人CNY 2300 (≈ JPY 54,480 ≈ USD 344)〜3600を目安にします。以下は日程を決めるための予算例です。宿泊、食事、現地交通は予算枠です。最初の都市までと最後の都市からの航空券・鉄道、買い物、専属ガイド、古鎮への延長は含めません。
| 項目 | 大人1人分の予算 | 計算・内容 |
|---|---|---|
| ホテル6泊 | CNY 600 (≈ JPY 14,210 ≈ USD 90)〜1200 | 1室1泊CNY 200 (≈ JPY 4,740 ≈ USD 30)〜400を2人で分担 |
| 食事7日分 | CNY 560 (≈ JPY 13,260 ≈ USD 84)〜840 | 1日CNY 80 (≈ JPY 1,890 ≈ USD 12)〜120 |
| 都市間の高速鉄道1回 | CNY 190 (≈ JPY 4,500 ≈ USD 28)〜240 | 重慶東〜張家界西の2等席の予算枠 |
| 両都市の現地交通 | CNY 200 (≈ JPY 4,740 ≈ USD 30)〜350 | 空港・駅への移動、地下鉄、2人で使うタクシーなど |
| 森林公園と山上への乗り物 | CNY 373 (≈ JPY 8,840 ≈ USD 56) | 入園・園内バスCNY 236 (≈ JPY 5,590 ≈ USD 35)+百龍上りCNY 65 (≈ JPY 1,540 ≈ USD 9.7)+天子山下りCNY 72 (≈ JPY 1,710 ≈ USD 11) |
| 天門山 | CNY 300 (≈ JPY 7,110 ≈ USD 45) | 山の交通を含むチケット購入の予算枠 |
| 重慶の有料観光など | CNY 100 (≈ JPY 2,370 ≈ USD 15)〜200 | 選んだ有料施設や小さな追加出費 |
| 合計 | CNY 2323 (≈ JPY 55,020 ≈ USD 348)〜3503 | 上の7項目の合計 |
森林公園はここで使う公式料金を合算しています。天門山の金額は予算枠です。1人で部屋を使う場合は、部屋代の残り半分として全体にCNY 600 (≈ JPY 14,210 ≈ USD 90)〜1200を足します。
予約と荷物の実用メモ
鉄道の発売は乗車日を含む15日前からです。12306ではパスポートで購入でき、乗車時には購入に使ったパスポート原本を使います。駅での確認、保安検査、ホームへの移動を考え、列車出発の約60分前に着く予定で組みましょう。チケットが重慶北駅や重慶西駅発なら、その駅を行き先にしてホテルから移動します。
森林公園は初回も再入園も、入口と入園時間帯の予約が必要です。旅行日が決まったら、鉄道、ホテル、森林公園の2日分と天門山の日を順にそろえます。
森林公園の日は大きな荷物を武陵源のホテルに置きます。5日目は朝にチェックアウトして荷物を預け、観光後に受け取って市街地へ移動します。逆回りでは3日目の朝に武陵源のホテルへ荷物を預けてから公園へ入り、5日目に受け取って張家界西駅へ向かいます。
参考資料と更新情報
- 湖南省文化観光庁:重慶・張家界間の高速鉄道最終更新 2026年10月20日
- 中国鉄路12306:パスポートでの購入と乗車最終更新 2026年10月20日
- 中国鉄路12306:15日前発売の案内最終更新 2026年10月20日
- 張家界森林公園:2026年の来園案内と料金表最終更新 2026年10月20日
- TravelChinaGuide:張家界の交通最終更新 2026年10月20日
- 天門山:2026年10月13日からのロープウェイ運休とCルート最終更新 2026年10月20日
- 湖南省道路運輸管理局:駅と景区を結ぶバス網最終更新 2026年10月20日
- Qunar:2026年10月20日の重慶東・張家界西の列車と運賃最終更新 2026年10月20日
- iChongqing:洪崖洞最終更新 2026年10月20日
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